其処にしか咲かない高嶺の花に逢いに:肆

2017年7月2日(日)
 広河原 → 白根御池小屋分岐 → 白根御池小屋 → 草スベリ → 右俣コースとの合流点 → 小太郎尾根分岐 → 北岳肩ノ小屋 → 北岳 → 吊尾根分岐(ザックデポ) → トラバース分岐 → トラバース道(2/5くらい進んだ) → トラバース分岐 → 吊尾根分岐 → 北岳山荘(テン泊)

念願のキタダケソウ

景色とキタダケソウは撮れなかったものの、ようやく念願のキタダケソウに逢えた(o^―^o)

 北岳山頂から吊尾根分岐までのルートは夏も眺望がない状態で下っているのだけど、今回も眺望なしのままです(ノД`)シクシク…
でも、夏は強風が吹いてなかったけど、今回はかなり強風での下りなので、ちょっと慎重に下りながらも、岩間に咲く花に惹かれてパシャパシャ📷
山頂付近の雪解けは早かったようで、ハクサンイチゲが結構咲いていました♪
ハハコヨモギはまだ葉っぱだけだったので、明日でもいっかと思って撮らなかったんだけど・・・
アマナっぽい花・・・チシマアマナは陽射しがないのと強風に開いていないのばかり(´;ω;`)
まぁそんなこんなで、下ること15分・・・吊尾根分岐に到着。

ハクサンイチゲ

北岳山頂から吊尾根分岐までの間にはハクサンイチゲがたくさん咲いていた・・・これをキタダケソウと間違うのだな・・・

オヤマノエンドウ

オヤマノエンドウも見たかったお花(^▽^)/

クモマナズナ

“雲間”と名がつく花は高地に咲くという意味・・強風ガスでちょっと項垂れてしまってたけど(;’∀’)

吊尾根分岐

吊尾根分岐では吹き抜ける風がかなり強く、風が当たらない場所にザックをデポして、一気にトラバース分岐まで下ります💨

 芦安の山岳観光案内で得た情報によると、今のキタダケソウはトラバース道辺りまで行かないと見れないってことだったので、吊尾根分岐まで下ってザックをデポして見に行くことにしていた。。。北岳山頂から吊尾根分岐までは結構強風な西風だったのだけど、その風は吊尾根分岐では吹き抜ける場所だったので更に強くて、ザックをデポするのに一段下の風の当たらない場所に下ろして、念のためヘルメットを着用して、カメラと交換レンズをのみの軽荷でトラバース分岐まで一気に下る・・・いままで背負ってた重荷から解放されて体がすんごく軽かったので、ほんとに駆け下りたww

トラバース分岐

吊尾根分岐から標準コースタイム30分のところを15分で到着・・・ここからトラバース道に進み念願のキタダケソウに逢いに進む(^^♪

 標準コースタイムの半分でトラバース分岐まで下ったあとは、トラバース道へと進む・・・ここからはキタダケソウを見つけるため、ゆっくりです(^▽^)
分岐からすぐはハクサンイチゲばかりだったけど、ハクサンイチゲとは違う葉っぱが少しずつ確認でき、そしてようやくようやくキタダケソウ発見!!キタ――(゚∀゚)――!!

麓は晴れてる?

トラバース道からみる下の方は晴れているんだよなぁ・・・上はガスに包まれ見えず(;´・ω・)

キタダケソウ

ファーストコンタクトのキタダケソウ(^▽^)/

 初見のキタダケソウ・・・葉に大きな違いがあることは事前に調べていたのですぐにわかったのだけど、よく見ると花も違うだなぁ(*´ω`*)
背丈もハクサンイチゲに比べると低く、この違いもすぐに判断できる目安にもなった(*´ω`*)

キタダケソウの蕾

咲いたばかりのキタダケソウと両サイトは蕾の状態の株も見れた(^▽^)/

キタダケソウとハクサンイチゲ

キタダケソウとハクサンイチゲが混在している・・雪解け直ぐだったらキタダケソウが多かったんだろうけど、今はハクサンイチゲの方が多い

キタダケソウ

トラバース道を進むと咲いてるキタダケソウが増えてきた(^▽^)/

トラバース道の木道

トラバース道はこうした木道があり、眼下にはキタダケソウも確認できた

 トラバース道を先に進んでいくにつれ、キタダケソウも増えてきて、ちょっと前まではこの辺りも雪があったであろうと推測できる。。
山岳観光案内でトラバース道にはまだ残雪が多いと聞いてたのでザックをデポして、アイゼン・ピッケルもいるかなぁと悩んだけど、時間が時間なので残雪手前まで進もうと結局持ってこなかったんだな・・・結果、トラバース道の残雪はほぼ融けて夏道になっていたので、アイゼン・ピッケルは不要だったのだ(;’∀’)

ガスが切れて北岳山荘

トラバース道の先のガスが一瞬だけ切れて北岳山荘が見えた!・・・トラバース道の残雪は無く、ザックをデポしなくてよかったかも(;´・ω・)

 トラバース道の残雪の状況が不明だったから、ザックをデポして来たのだけど、この状態だったらそのまま背負って下って、トラバース道経由で北岳山荘に向かっても問題なかった(;´・ω・)
ま、用心に越したことないけど、ちょっと残念(;´・ω・)
ザック背負ったままなら、戻らなくていいからこの先のキタダケソウもいっぱい見れたかもと思いながらも、一枚目のかなり状態のいいキタダケソウをじっくりと撮影できたので、ここで引き返すことにする。。
一瞬ガスが切れた時に見えた北岳山荘にはテントが3張りほど・・・昨年の夏からすると少ないけど、夏に張ったテン場はいまだ雪の下のようでした(;’∀’)
 吊尾根分岐までの戻りも、トラバース分岐まではゆっくりめで花を見ながら、分岐からの上りは標準コースタイム40分を半分以下で駆け上がり、再び重ザック背負ったらズシっと肩に(;’∀’)オ…オモイ
すでに14:30…北岳山荘には15時までには着きたかったんだけど、ちょっと過ぎそうです(;’∀’)
まぁ、キタダケソウに1時間かけちゃったから仕方ないですが・・・気持ち的にはもうちょっと見たかったんだけど(;’∀’)ま、まだ明日もあるし・・・

ツガザクラ

吊尾根分岐から北岳山荘までの間に咲き始めているツガザクラも見れた(*´ω`*)

チョウノスケソウ

チョウノスケソウも見たかったお花(^▽^)/

タカネシオガマ

埋もれるように咲いてたタカネシオガマを見つけましたw

北岳山荘到着

入口手前は残雪が多く、重機で撤去作業中でしたね・・

 雨が降ることはなかったけど、強風は変わらず、ガスで間ノ岳方面の眺望も無く、北岳山荘を目指す・・・途中、「あ、こんなところにキタダケソウが咲いてるやん!!」って、一度実物を見た後だとすぐに識別ができるようになっていたのでした(^^♪
 ようやく北岳山荘に到着・・・が、重機で除雪作業していたので、山荘スタッフにちょっと待ってくださいと言われて、しばし停止w
山荘入口側はいまだかなりの残雪で埋もれていましたね。。
テン泊の受付を済ませ、800円を支払い、水はポリタンクに入れているのを汲んでくださいと言われたので、幕営後に汲みにくることにして、テン場へと向かう。
 昨年夏に張ったテン場はいまだ雪の下だったけど、東側のテン場は雪は全くなく、トラバース道から見たテントの数も増えていないので、どこでもいい状態・・・でも、平な場所はすでに張られていたので、やや下っている場所・・・寝るときに頭が上になるように張ることに・・・風は西風ではあるものの東側にも風が巻いてくるので、ちょっと風の影響があったのだけど、この時点ではまだ気にするほどではなかったのだな(-_-)
 北岳山荘はdocomoなら電波バリバリ入るので、明日の予報を・・・あ、ずっとフライトモードにしてたからオフにすると、LINEに野笛さんから”台風3号発生”の情報が10:29に来てる(◎_◎;)
えっ!?台風!?
じゃ、この強風って(◎_◎;)
天気図を確認すると、梅雨前線と高気圧の左側に台風が・・・ってことは、その境に沿って台風からの空気が流れ込んでるせいか!?(◎_◎;)
今後の予報を確認すると・・・

北岳の予報

これからの予報を確認して愕然となる(◎_◎;)

ふ、風速20m(◎_◎;)
ずっと風が治まらないどころか、明日はさらに強くなる予報じゃん(◎_◎;)ゲゲッ
風は西風予報だから、どうりでずっと西側からの風が強風だったわけだけど、明日は今日よりもさらに強いとデカザックの風受け面積が大きいから体が流されるかも(◎_◎;)ウーン
予報の変化に不安を感じながらも、予報は晴れるみたいなので、明日の朝はご来光が登らずして見れるなぁとか呑気に考えながら、テント設営するのでした。。

エアライズ+DXフライ

久々のエアライズ1にDXフライで幕営完了!

 ま、なんとか設営完了して、再び山荘に水汲みとビールを買いに向かう(^^♪
ビールはアサヒとサッポロ・・・ここはアサヒドライで(どちらも350ml500円)♪
すっかり体調も回復して、汗も結構かいたし、ビールがうまかった(o^―^o)

コイワカガミ

幕営後、水汲みとビール買いに行く途中でコイワカガミ発見(^^♪

ルービー♪

無事北岳山荘まで来れたのでビールでプシュっと(^^♪

テントの中で夕食

ビールを飲むまでは雨が降ってなかったけど、その後結構本降りな雨が降り出したので、テント内でカレー食べたのだ・・

 ちょうど、同じ時間に入った軽荷で縦走する人と、先にテント張ってた人とちょっとだけ話をしてたら、雨がポツリポツリしだしたので、テントに避難・・・
その後、結構激しく雨が降って来たので、前室でお湯を沸かして、アマノフーズのフリーズドライカレーとアルファ米で夕食・・・持参した果実酒(98度のウォッカで漬けたやつ)をお湯割りで飲みながら、スマホで情報見たりLINEで無事到着したことを連絡したりして、就寝したのでした・・・雨はしばらくしたら止んだものの、風はゴーゴー鳴っているのは変わらず・・・明日はどうなる(◎_◎;)

【其処にしか咲かない高嶺の花に逢いに:伍】につづく

其処にしか咲かない高嶺の花に逢いに:参

2017年7月2日(日)
 広河原 → 白根御池小屋分岐 → 白根御池小屋 → 草スベリ → 右俣コースとの合流点 → 小太郎尾根分岐 → 北岳肩ノ小屋 → 北岳 → 吊尾根分岐(ザックデポ) → トラバース分岐 →トラバース道(2/5くらい進んで折返し) → トラバース分岐 → 吊尾根分岐 → 北岳山荘(テン泊)

鳳凰三山

年末年始に登った鳳凰三山はクッキリ見えているんだなぁ・・・

 右俣コースとの合流地点からは、昨年夏に歩いていたものの、しばらくは青空広がる晴天下で歩き・・・暑い(;’∀’)
振り返り見る鳳凰三山はずっとクッキリ見えてる。。。鳳凰三山なら間違いなく晴れなんだろうなぁと思いながら、暑さに耐えながら登って行くと、目の前に巨大な残雪が(;’∀’)

小太郎尾根分岐手前の残雪

山岳観光案内で小太郎尾根分岐手前の残雪に注意してくださいと聞いていたので、ちょっと緊張・・・

先行者が見える

先行してた人が見えたけど軽荷・・・重ザック背負っては・・・そうでもなかったw

 芦安の山岳観光案内で聞いていた『小太郎尾根分岐手前の残雪箇所が要アイゼンかもしれない』とのことだったので、残雪が見えてきてちょっと緊張する(;’∀’)
が、聞いてた感じよりも雪解けが進んだようで、特にアイゼン着用しなくても登ることができたが、ちょっと滑ってストックで踏ん張ったときに、先っちょのキャップが雪の中に嵌って外れてしまい、掘り掘り(;’∀’)ツベタイ
でも、難なく通過出来てホッとするものの、これが予定してた10日前ならもっと厳しい状況だったかもしれない(;’∀’)
それだけ、今年の積雪は多かったようだ(-ω-)

富士山見える

小太郎尾根分岐手前から富士山が見えるんだな(^▽^)

振り返り残雪と鳳凰三山

残雪を登り切って、入れ違いに下山する人・・・軽荷で楽そう(;’∀’)

残雪登ったらキバナシャクナゲ

残雪を登り切ってすぐにキバナシャクナゲが目に飛び込んできた(^^♪

 さて、難所ではなかった難所を通過すると、稜線歩き・・・すぐにキバナシャクナゲがあちこちで開花しているのが目に飛び込む!
ここからは稜線上に咲くお花畑になりました(^^♪

小太郎尾根分岐

白根御池からほぼ標準コースタイムの2:30で到着・・・かなり風が強いのがちと(;´・ω・)

ただ、それまで風は暑さの中涼む感じだったのが、小太郎尾根分岐手前の残雪を登ったあとの尾根沿いから稜線上に出るとかなりの強風(;´・ω・)
予報はそれほど強風ではなかったんだけどなぁ・・・(;´・ω・)
たまに陽射しはあるものの、気温が低いのでインナーシャツと薄手のロングTでは体感温度が下がってきたものの、北岳肩ノ小屋までこのままで進むことにする(;´・ω・)

ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイは初見ではないけれど、陽射しに黄色は元気が出る気がする(^▽^)

イワウメ

咲き始めだったけど見たかったイワウメの花も見れた(^▽^)

 風が強いものの、体が流されるほどではなかったので、咲き始めのイワウメやミヤマキンバイ・ハクサンイチゲ(キタダケソウに間違われる)・オヤマノエンドウ等々の花たちを見ながら北岳肩ノ小屋へと進むのでした(^^♪

富士山遠望

北岳肩ノ小屋手前で富士山がクッキリと遠望できた(^▽^)/

北岳肩ノ小屋

二度目の北岳肩ノ小屋。。。ちょっとここで休憩することに。。。

 なんとか北岳肩ノ小屋に到着。。。小屋前は風が抑えられてるけど、テン場辺りは風がビュービューもろ当たってるから幕営は厳しそうだ(;’∀’)
今日は北岳山荘での幕営予定としていたのだけど、ここ北岳肩ノ小屋到着が13時を過ぎているようなら、ここで幕営も考えていたのだけど、なんとか順調というか、登山計画書よりも早い時間に到着なので、予定通り北岳山荘で幕営することにする。
しかし、空腹もだけど、ちょっと風を受けすぎて体が少し冷えてたので、売店でホットココア(300円)をオーダーして、待ってる間にアウターを取り出して着用。
ホットココアが出来て受け取り、ベンチでゆっくり飲む。。。普段はココアなんて甘くて飲まないんだけど、今日はホットココアがすごく沁みるのだな(*´ω`*)
休憩時間約15分だったけど、ホットココアで元気でたので、北岳山頂に登って、そのあとは念願のキタダケソウだ!!と、再び重ザック背負って北岳肩ノ小屋を後にしたのでした(‘ω’)ノ

北岳目指す

北岳へは北岳肩ノ小屋の左側から登ります・・・標準コースタイムは50分

振り返り甲斐駒ヶ岳

北岳に登る途中で振り返るとGWに泣く思いをして登った甲斐駒ヶ岳が見えていた。。

両俣小屋分岐

登山マップの両俣小屋までのルートは破線・・・つまり難路です

眼下はガスの中

上空にはガスってないけど、眼下はガスに包まれている・・・それにしても西側からの強風が(;´・ω・)

 北岳肩ノ小屋から北岳山頂までも、場所によっては強い西風が当たってたけど、慎重に進んで行く。。。時折、ガスが上がって来たりしたけど、視界は良好なので問題なし。。でも、眼下はガスの中なので特に写真撮ったりすることもなく、北岳山頂を目指すのでした(-_-;)

北岳山頂

日本標高第二位の北岳に無事登頂です(^^♪

 なんだかんだと北岳山頂に無事登頂(‘ω’)👍
到着直ぐに、先に登ってた若メンズたちが、オコジョ!オコジョ!!と叫んでたので、そっちに目をやると一瞬だけ駆け抜ける夏毛のオコジョさんを見れた(*´ω`*)
その若メンズにiPhone7での記念撮影をお願いして、僕もその若メンズの記念撮影(同じiPhone7だった)。。。この若メンズ・・・軽荷だったけど、上りは大樺沢・左俣コースの雪渓ルートをノーアイゼンで登ってきたらしい(;’∀’)スゴッ
で、今日はこのまま北岳肩ノ小屋経由して日帰り下山らしい(;’∀’)スゴッ
まあ、確かに明日は月曜日で平日になるからなぁとは思うけど(;’∀’)
僕からしたら、遠くから来て日帰りはもったいない気がしてならない(;’∀’)

北岳のお地蔵様

北岳山頂にはお地蔵様が祀られています

北岳の基準点

北岳の基準点は三等三角点「白根岳」標高3,192mと記されている

一瞬の期待

北岳山頂はガスが全くかかっていなかったけど、周囲は何も見えない状態・・一瞬ガスが切れるかと思われたが北岳の一部が見えるだけだった(;´・ω・)

 ザックを下ろして、しばらく北岳山頂でガスが切れないかなぁと待ってたけど、一瞬だけ期待持たせな感じがあったけど、見えたのは北岳だけ・・・今回のメーンはキタダケソウなので、眺望はあきらめて山頂をあとにしたのでした・・・名残惜しいけど、明日も北岳山頂を越えるし(^ω^)アシタニキタイ

【其処にしか咲かない高嶺の花に逢いに:肆】につづく

其処にしか咲かない高嶺の花に逢いに:弐

2017年7月2日(日)
 広河原 → 白根御池小屋分岐 → 白根御池小屋 → 草スベリ → 右俣コースとの合流点 → 小太郎尾根分岐 → 北岳肩ノ小屋 → 北岳 → 吊尾根分岐(ザックデポ) → トラバース分岐 → トラバース道(2/5くらい進んで折返し) → トラバース分岐 → 吊尾根分岐 → 北岳山荘(テン泊)

 白根御池小屋の今年の小屋開け情報時点では、草スベリにもかなりの残雪があったみたいだけど、ほぼ融けてて完全に夏道でした。
そして、草スベリにはたくさんの花が咲いていたので、急登ながらも撮影しつつなので、それほどキツクは感じなかった(^^♪

サンリンソウ

九州で見てるニリンソウに似ているんだけど、葉が違うし、何より雄蕊の葯が黄色いから???でしたが、帰宅後調べるとサンリンソウだとわかった(^^♪

 最初に目に飛び込んだのは、サンリンソウとキバナノコマノツメ(^^♪
サンリンソウは、帰宅して調べるまで名前は不明だったのだけど、パッと見た目ニリンソウかな?と感じたのだけど、葉っぱが斑入りでないし、なにより雄蕊の葯が鮮やかな黄色をしているのが大きな違いで、頭の中でニリンソウではないと判断してたものの何だ???でした(;’∀’)
イチリンソウ・ニリンソウにサンリンソウまだあるとは知らなかったなぁ(‘ω’)

キバナノコマノツメ

「草スベリ」コースにはたくさんのキバナノコマノツメが咲いていた(^^♪

シナノキンバイ

シナノキンバイは咲き始めで、まだこれからのようでした(^^♪

ハクサンチドリ

5年前、表銀座縦走中に見た、ハクサンチドリをこのコースで見れるとは思わなかったからうれしかった(^^♪

タカネザクラ

タカネザクラ・・・別名「ミネザクラ」・・野生種の桜で、標高2,500m超えではまだ咲き始めのようでした(^^♪

ショウジョウバカマ

九州で見る「ツクシショウジョウバカマ」と違い、大きく色濃い

 他にも数種類花が咲いていたのだけど、状態がよくなかったり、場所が悪かったりで撮らずでした(;’∀’)

青空広がる

右俣コースとの合流地点手前、鹿の食害保護区域から見上げると青い空が広がっていた(^^♪

 草スベリの上り途中から、すっかり晴れて陽射しが暑く汗だくになりながらも右俣コースとの合流地点に到着。
ひとまず、急登を終えホッとしたのでした(^ω^)

右俣コース合流地点

昨年夏は、右俣コースからこの合流地点に・・・なので、今回はここまでは初めて歩くコースでした。。

 ここで、塩分補給に干し梅と行動食用に買ってたパンを食べて、北岳までの登りに備えることに・・・
しかし、すでに標高2,500m超えたとは言え、陽射しがきつくて暑く感じるのでした(;’∀’)

【其処にしか咲かない高嶺の花に逢いに:参】につづく