年越し遠征:冬の燕岳(参):燕山荘へ

2013年1月1日(火)元旦 曇りのち雪

合戦小屋・・8月と9月はカレーうどんにスイカを食べたんですけど、冬季は小屋の下部は雪に埋もれています。 30日は気温が上がったから少し融けたのかもしれませんが、この辺りで結構な積雪量です!

冬の合戦小屋

冬の合戦小屋は半分くらい雪に埋もれています

夏の合戦小屋

比較で夏の合戦小屋の様子

燕山荘までの残り1.7kmに備えて、行動食と水分補給。 そして、森林限界の尾根を歩くため、一眼レフはザックの中へ…ADくんは、ここでストックからピッケルへチェンジ!

初ピッケル

初ピッケルによろこぶADくん

森林限界を歩く

雪いっぱいで雪庇も確認できるほど・・九州ではまずない(。-_-。)

ボクは悩んで、慣れてるストックで登ることにしてそのままです。

合戦小屋をあとに

しばし休憩後、燕山荘へ向けて出発しました

合戦小屋までは樹林帯ですが、そこから少し進むと森林限界を越えて、ほとんど木はありません。 さらに、積雪により夏道はまったくわからない状態ですが、燕山荘のスタッフの方がルートにしっかり赤旗を立ててくれているので、迷うことはありません。 カメラをザックに入れてしまったので撮影はできませんでしたが、雪庇もかなりあるんですよね( ̄□ ̄;) これ、目印の赤旗がなければ、吹雪いてる中ではうっかり進んで踏み外して、滑落なんてことになるかも( ̄□ ̄;)と思うと、やっぱり年末年始だけ営業している燕山荘でよかったとつくづく(´-ω-`)
目印の赤旗はあるんですが、先行者のトレースは吹雪ですでに消えてしまっています。 こういった点でも、赤旗は安心です。
上りは赤旗の右側を歩くようにすると雪を踏み貫くことはないんですが、それでも時々外れて、ずっぽり嵌ってしまうこと何度もあり(^_^; 吹雪の中、視界がほとんどなかったのですが、うっすら燕山荘の姿が見えたときは、あと少し…と、夏は見えてからが到着するまでが長かったなぁと思い出し、まだまだや!って思ってたら、ほぼ直登コースだったので意外に早くに目の前に迫ってきました(^^ゞ
が、その燕山荘までの最後の登りが、ガッチガチでストックが刺さらず、やっぱりピッケルだったかーーーーーー( ̄□ ̄;)!!と思ってもすでに遅いので、アイゼンをしっかり噛まして最後の斜面を登り切りました!!∠( ゚ω゚)/
で、そのまま正面入口へと行けると思ったんですが( ̄□ ̄;)!! なんと、燕山荘を右回りに一周ぐるりと回らないと、正面入口に行けなかったんです( ̄□ ̄;)!!
それが、反対側に出た瞬間、暴風が吹きつけてきて体が斜めになりながらも、しっかり歩いてようやく正面入口に着いたときはかなりホッとしました(^_^;
まさか最後の最後にこんな試練が待ち構えていようとは思いもよらなかったけど、とりあえず無事到着できたので記念撮影です♪

無事燕山荘に到着

最後の風にやられたけど無事着きました♪

それから、中に入り、まずはザックを下ろしてアイゼン外して、雪落としのたわしで雪を落として、ようやく受付( ´ω`)
ADくんが予約してくれていたんですが、特に確認もなくて…予約なしでもイケるのか???とか思いつつも、2階の部屋へ案内してもらって、荷物を整理して、ようやく一息つけました。
部屋は上下の下部の4畳…冬季は宿泊者が少ないので1人1畳分のスペースがあるようですが、夏季だと置かれている布団から、2畳で3人か?(^_^;
先客の方はすでに寝ているようでしたので、邪魔にならないように、つまみとかを持って1階へ下り、まずはビール…と、冬は缶ビールしかないので、350ml500円を売店で購入して乾杯です♪
着いた日に購入した「雪印のカマンベールチーズ ベーコン&ペッパー味」とかつまみにグビっといったのでした♪

まずはビール♪

部屋に荷物を置いて、落ち着いたらまずはビールで乾杯です♪

外は吹雪だけど、山荘内は暖かくて別世界です♪
ビールを飲み終わって、まったりしてたら、餅つきを始めますとのこと…事前にネットで調べていたけど、15時開始だったんですねー。
年越しの昨日よりは少ないかもしれないけど、元日の宿泊者も結構居て、餅つきする入口土間前はたくさん集まり人垣が出来ていました。 出遅れたけど、コンデジだと手を伸ばして上から撮影できるのでとりあえず撮れたw

餅つき

元旦と2日は餅つきがあるんです♪

あんこの入った鍋

ストーブの上であんこ保温中

餅つきを見学している宿泊者

元旦は宿泊者も多く、人垣が出来ています

餅つきが終わると、つきたてのお餅が振舞われます♪

つきたてのお餅の配膳中

お餅の配膳でみんな並びます

あんこにきな粉のダブルがけしていただきましたが、とてもおいしゅーございました♪

つきたてのお餅♪

つきたてのお餅にあんこときな粉のダブルで美味しかった( ・﹃ ・)

と、今日は多く宿泊者だったせいか、ついたお餅が足らなかったようで、もう一度餅つきをするようでした(^_^;
そんなお正月のイベントが終わると、三々五々…夕食が18時半からなので、そのまま1階食堂でダラダラ…でも、外の様子も気になるので、サンダルで外に出てみることにしました(^^ゞ

吹雪いてます

吹雪で真っ白な世界(@@;;;;

が、やっぱり吹雪でなーんにも見えないし、風強いし(^_^;
それでも、コンデジで写真撮ったりして(^_^;
でも、すぐに撤退しましたが(^_^;

燕山荘前の標識

サンダル履きで外に出て記念撮影♪

サンダルで外に

吹雪なので早々に退散となりました(^^ゞ

ADくん退散

ADくんは燕山荘からほとんど離れず(笑)

ブリザードの中テン泊組

手前2張りは日大山岳部のテント

食堂は食事前に準備で、退出しないといけないので、部屋へと戻ることにしました。
ちょっとだけ、寝れるかなぁと思ったけど、ボクは寝れないので、「岳」を読んで時間つぶしすることにしました・・・
そして、夕食の時間…今日はお餅は食べたけど、ガッツリなお昼ご飯食べてないのでかなり腹ペコです(^_^; なので、楽しみにしてました・・・・・・・あー、夕食メニューが思ったより質素な感じに思ったのはボクだけでしょうか?(@@;;;;

初日の夕食メニュー

夕食に出たブリは燕岳まで行ってます>゜)))彡

ご飯はおかわりできるので、しっかり3杯食べましたけど(^_^;
あと水分補給もしっかりせないけんと、お茶もいっぱい飲んだ(^^ゞ
食事後、再び食堂は開放されたので、持ってきたリンゴ酒やら持ってきたアルコールもちょいのみしながら、ADくん謹製のささみの燻製も旨しで、初日の終わりを楽しんだのでした♪

ささみの燻製

AD先生謹製のささみの燻製をいただく( ・﹃ ・)

人が多いせいか、携帯がなかなか電波を拾ってくれなくて、天気予報の確認が出来なかったけど、テレビの予報によると明日は・・・・・・・(@@;;;; 連泊で1日滞在なので、燕岳山頂へ行きたいところなんだけど、明日にならないとわからないかも(@@;;;;
消灯時間の21時が近づき、部屋へと戻り・・・・・・ギリギリまで「岳」を読み倒してました。 というのも、同室の先客の方のイビキが半端なくて、寝れそうになかったんですよ( ̄□ ̄;)
まだ、間に1畳分離れていたから、よかったんだけど、すぐ横で寝る人は寝れるんだろうか???でした( ̄□ ̄;)

【年越し遠征:冬の燕岳(肆):停滞】に続く

年越し遠征:冬の燕岳(弐):合戦小屋まで

2013年1月1日(火)元旦 曇りのち雪

8:12 中房温泉登山口→8:48 第一ベンチ→9:23 第二ベンチ→10:00 第三ベンチ→10:44 富士見ベンチ→11:29 合戦小屋→13:12 燕山荘

登山口すぐの雪景色

登り始めてすぐに雪景色に目を惹かれました

しっかり寝て、5時半起床…が、ちょっと寝起きダラダラ… _|\○_
今日は中房温泉登山口から燕山荘までの標高差1,260mの日本三大急登の合戦尾根の登りです。
だから、朝はしっかり食べておかないと途中でというか、早いうちにエネルギー切れになっちゃいます! てなわけで、昨夜仕込んでたちらし寿司を2つにわけて、桜でんぶとのり、それから、ADくんがお歳暮にもらったらしい高級な鯛のお吸い物orカニ味噌汁と一緒にいただきました♪

ちらし寿司

元旦の朝ご飯のちらし寿司・・桜でんぶたっぷりと

行動食用には、昨日も途中食べたけど、今回冬遠征用に焼いたビスコッティ…冬仕様ということで蜂蜜とショウガパウダー入り…があるので、なんとか1,260mは行けそうかな?
食事後、遠征後初の珈琲タイム(珈琲セットは妥協できなかったので持ってきた)を楽しんでから、テント撤収…ポールはボクのザックに、あとADくんのザックに入りそうにないのはちょいちょいボクのザックに入れて、パッキング完了後、中房温泉でトイレを済ませ、登山口より初の12本爪アイゼン…Grivel エアーテック ニューマチック…を装着して、燕山荘に向けて登り始めました♪

中房温泉登山口

標高1,462m 中房温泉登山口

冬季登山口のトイレ

冬季登山口のトイレは裏手にあります

※ちなみに、トイレは中房温泉旅館側に水洗の綺麗なトイレがありますが、登山口にあるトイレの裏っ側にも冬季用のトイレがあります。 登山口のトイレは臭いますが(^_^;

登山口からしばらくは、温泉の地熱があるせいか、積雪はそれほどなくてアイゼン装着は早かったか?と思ったんだけど、それもちょっとの間だけで、すぐに雪いっぱいの登路へと変わったのでした( ´ω`)
最初の急でつづらに登るのは、慣らし登りにはむかない気がする(^_^; 夏にここを登ったときは、この最初の登りに支えて渋滞してたもんですが、今日は元旦のせいか、上りの登山者も少なくてのんびりマイペースに登れます♪

雪景色の中にて♪

燕山荘に向けてマイペースで登っています

気温は登山口でマイナス7℃…登り始めから上下レインウェアを着用しての登りですが、すでに暑くて最初の第一ベンチでザックをおろしてクールダウンです(^_^;

第一ベンチ

8:48 暑くて第一ベンチで早くも休憩:水場は第一ベンチまでです

昨年夏はこの第一ベンチはかなりごった返してたので第二ベンチまでノンストップで登ったんですが、絞れるくらい汗だくになったから、冬でもやっぱり暑いです(^_^; レインウェアの下はかなり薄着なんですけどねー(^_^; ほかの方々もやっぱり最初っからの急登に暑くてクールダウンしているようでした(^^ゞ
第一ベンチのベンチはまだ雪に埋もれてはいなかったけど、30日に雨だったからかもしれないなぁとか思いつつ、再びザックを背負って登ります。
次の第二ベンチからは雪に埋もれてベンチの姿は見れず…ここでかなりの人が休憩していたので、ここではノンストップで第三ベンチへと向かいます。

第二ベンチ

9:23 第二ベンチ・・ピッケルは他の方のです(^_^;

高度を上げるごとに増える積雪量…登路は雪で斜めなので、アイゼンの爪をかまして一歩一歩登ります。 失敗したなーと思ったのは、雪が多いだろうとストックにスノーバスケットを装着していたのですが、雪が思った以上に硬くて、刺さらずにイマイチ登りづらい(^_^; スノーバスケットは外してた方が良かったかも(^_^;
そんな感じで登って、結構汗だくになりながらも第三ベンチ到着…ザックを背負ったままちょい休憩して、次は富士見ベンチへ向かいます。

第三ベンチ

10:00 第三ベンチ

第三ベンチを過ぎた辺りから空腹感が増してきて、とにかく富士見ベンチまで行って行動食を食べなきゃです。 プラス水分もしっかり摂らないとです!
第三ベンチから45分くらいかかって富士見ベンチに到着。 もうこの辺りになると距離標識は埋もれています(^_^;

富士見ベンチ

10:44 富士見ベンチ・・ギリギリ距離表示が見えてます

ちょいと上って、ザックをおろし行動食用に購入したパンとテント内で沸かしたお湯を摂る‥が、ここで二人ともミスをしてしまったのである(ーー;;) 登りでかなり暑く温まっていたので、ボクは素手、ADくんは薄いグローブ一枚で休憩をしていたのですが、氷点下12℃の中、少し風が当たる場所だったので、休憩を終えた頃にはすっかり冷え切ってて、指先が痛いほどになっていたんです(@@;;;; 次の合戦小屋まで登り始めた頃には手の指先が冷たくて痛くて・・ただ、ボクは足の指先はインナーにファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュ・ソックスを履いていたおかげか、汗かいているにもかかわらずその心配はなかったのですが、ADくんは足まで冷え切ってしまってたようです(@@;;;; そんな状態で再び登り始めたけど、なかなか温まらない( ̄□ ̄;) でも、ボクは合戦小屋に着く前には再び暑いほどに温まっていましたが(^^ゞ

合戦小屋手前

合戦小屋手前の登山道は樹林帯が切れています

休憩は風の当たらない場所ですること、素手は厳禁!!(まー素手になる人はそんなに居ないと思いますが(^_^;)

合戦小屋

11:29 合戦小屋到着

ADくんも手は温まったみたいですが、足は相変わらずのようでした(^_^;

合戦小屋の標識

合戦小屋の標識は木の傍であるせいか埋もれてなかったです

夏の合戦小屋

無積雪期の合戦小屋入口の距離標識はこんな感じです

合戦小屋でわーい♪

アイゼンが見えるようにと思ったらこのポーズになりましたw

【年越し遠征:冬の燕岳(参):燕山荘へ】に続く

年越し遠征:冬の燕岳(壱):中房温泉まで

2012年12月31日(月) 曇りのち雪

9:35宮城ゲート → 11:55力水(残り6.0km) → 14:11中房温泉登山口

宮城ゲート前

宮城ゲート前:スタートでテンション上がってますw

深夜まで降り続いてた雨でしたが、朝になると雪に変わっていました。
夜明け前から車が駐車場に入って来ては出発される方々…こんなに早くに出発ってことは、一気に燕山荘まで登るんでしょうかねぇ?

外気温は氷点下ギリギリではあるものの、ぬかるんだ簡易トイレ前は更に難易度増しててやっぱり長靴が…絶対必要なくらいでした( ̄□ ̄|||
そんな状態に宮城ゲート前まで来るバスがスタックして身動きできない状態になってました( ̄□ ̄|||
奥の方はギッシリ停められているから、このバスが出ない限り、駐車場から出れないことに…まだ早い時間だったから、そんなに早くに下ってくる人は居ないから大丈夫そうですけど、バスの運ちゃんもこんなことになるとは想定外だったんだろうなぁ(^_^;

宮城ゲート臨時駐車場

宮城ゲート臨時駐車場はほぼ満車状態でした

ま、ともかく、AD号の中でのんびり朝ご飯をして、最終パッキングをして、午前9時半前に出発。
今日は、中房温泉でテン泊に、ADくんのエアライズ3ひとつなので、ボクはテントなしで結構余裕でしたが、ADくんのザックは許容量をはるかに超えた120%くらいでパンパン( ̄□ ̄|||
それに、冬のギア関連が多く、重さもかなりありそうな‥( ̄□ ̄|||
とにかく、今日、食材を消費して空間と重量を減らさないとだめなようです(^_^;

宮城ゲートで登山届けを記入‥昨日時間はたっぷりあったのに、登山届けを書いて提出しておけばよかったとか思いながらも、記入後、宮城ゲート前の登山BOXに入れて、いざ中房温泉までの約13kmの車道歩きスタートです!

昨日一日降り続いた雨でしたが、車道の雪は融けることなく残っています。

雪の車道歩き

雪の車道歩き

九州の平地ならば、あれだけの雨が降れば全てなくなっているところですが、29日に松本市内で20cmの積雪があったってことだから、この辺だとさらに多くの積雪があったはずで、雪質も違うのは雨で全て融けるってことはなかったようです。
そんな雪の車道歩きに、ADくんは4本爪の簡易アイゼンを持ってきてて装着して歩きなので、滑る心配はなかったのですが、僕は出掛けに悩んで結局置いてきたことに後悔する( ̄□ ̄|||
ま、ま、普段雪のくじゅうでもほとんどアイゼンしないし、上り坂なので特に問題なく歩けるだろうとスタート‥でも、やっぱりアイスになってる箇所はちょいと慎重に歩かないと危ないです( ̄□ ̄|||

有明山表参道入口分岐

11:00 右は有明山表参道入口

車道にはところどころに中房温泉までの残距離表示があるんですが、約13kmがどれくらいで歩けるのか? といっても、今日は中房温泉までなので、それほど急ぎ歩きする必要もないので、ほんとのんびり歩きです( ´ω`)

氷柱

染み出す水でツララが巨大

観音峠

11:40 残り6.8km 観音峠

芳男地蔵菩薩

観音峠芳男地蔵菩薩:頭痛が治るそうです

が、車道歩きはそれほど変化のあるわけでもなくだんだんとキツくなってくるんですよねー(^_^;

力水

11:55 残り6.0km 力水。左側に水が出ています

力水を過ぎた辺りから、下山する方々とのすれ違いも増えてきて、その後除雪車まで下ってきたり、スノボで下ってくる人まで・・(^_^;
そのスノボの人が「この先もこんな感じですかー?」と、訊いておきながらも答える間もなく止まらずに通過するものだから、どうしようもない(^_^;
すぐ先にトンネルがあるんだけど、ちゃんと直前で止まったかな?(^_^;

スノボの男性

前からスノボの男性が!

スノボの男性

答える前に通り過ぎるスノボの男性(^-^;

残り2.0km地点

12:17 残り2.0km地点のカーブミラー

だんだんキツイと感じながらも、橋の欄干にトンガリ帽子上に積もった雪にストックで穴ほがしたり、カーブで2箇所できてたショートカットを歩いてラッキーとか思ったりして、下り箇所にギアーを落としてな看板があるんだけど、「ア」が子音の「ァ」だったので「ギャーを落として」ってのにウケたりして楽しみつつも、なんとか残りの距離を減らして、9月に宿泊した有明荘前(冬季休業)に着いたときはあと少しだ!!って思って(といっても、ADくんは初ですが‥)、あと少しの上りをがんばり、ようやく中房温泉登山口に到着!

有明荘前

13:50 冬季休業中の有明荘前。雪いっぱいです。

中房温泉登山口駐車場入口

残り0.5km:中房温泉登山口駐車場入口

中房温泉、バス・タクシーの駐車場

14:08 今日のゴール:中房温泉到着!

テント受付は夏季は登山者進入禁止の橋を渡って、中房温泉の旅館でテン場の受付を済ませ(1回1人500円)、ビール350ml450円を購入して、登山口前のテン場へと戻り、幕営開始。 ちょうど、雪が止んでくれてたので、よかったけど風は強かったね(^_^;

中房温泉

標高1,462mの中房温泉

でも、温泉の地熱で積雪しないテン場は雪かきする必要もないのがよかった♪ ちょうど張り終えたくらいから、雪が降り出してとっとと荷物をテント内に入れてやっと一息つけました( ´ω`)
でも、とっととお昼を食べないとすでに時間は午後3時・・旅館前の水場に水汲みに行って、それぞれでラーメンを作る。 テント内で2つバーナーを点けると一気に暖まります(。・∀・。)♪

味噌ラーメン

お昼は味噌ラーメン♪

遅いお昼ラーメンにビールを済ませて、天気が天気なのですることもなく、ゴロゴロしてウトウトw
暖房にガソリンバーナーが点いたままなので、暖かくてほろ酔いで眠くなります(--)昨夜はたっぷり寝たんですけどねーw
ちょっと、お腹がこなれた頃、早いながらも、もう夕食の鍋しちゃう?ってことで、夕食の準備です(^_^;
の前に、明日の朝ご飯用のちらし寿司の仕込みを‥アルファ米の白米2食用を作って、ちらし寿司の素を混ぜ混ぜしたら仕込み完了!
これで、明日の朝ご飯は大丈夫です♪
それから、鍋の準備。 いつものあごだしに、鶏もも肉、野菜、ちくわ、シメジ(ぶなしめじではない)、おっきいしめじ(小さいエリンギ並みにでかい)とうとうの、具材に年越しようにそば麺を入れて、完食! よく食べました( ´ω`)

おっきいしめじ入りの年越しそば

年越しそばです♪

食べたら特にすることもないので、明日に備えてとっとと寝ることにしました(^_^;
寝る前に燕岳の天気予報を確認したら、元日は晴れ予報だったのが、曇りに( ̄□ ̄||| でも、2日が晴れ予報だから丸っと1日滞在してる時に晴れならいいぞーー!!ってことでオヤスミなさいです(--)ノ
時折、強風が吹きつけるけども、それほどテントを揺らすこともなく熟睡したのでした…
途中、トイレに目が覚めて、テントに戻ったらちょうどカウントダウン1分前!! 年が変わる瞬間に起きたことは奇跡です!! 2013年1月1日0:00! あけましておめでとう!って言って、再び眠りに落ちたのでした(_д_)。o0○
気温が高めなのか、地熱の床暖房効果なのかテント内は氷点下になることなく暖かく寝れたのでした♪

【年越し遠征:冬の燕岳(弐):合戦小屋まで】に続く