其処にしか咲かない高嶺の花に逢いに:出発篇

自宅(6/30)→門司港ICイン→関門橋→中国道→山陽道→広島岩国道路→山陽道→
 中国道→名神高速→新名神高速→東名阪道→伊勢湾岸道→新東名→
  新清水ICアウト(高速のみ約853㎞)(7/1)→芦安

豊田東JCT

豊田東JCTより最後の高速道「新東名」へと・・・アウトICは新清水ICです

5~6年くらい前に、一度計画を立てたんだけど、いろいろタイミングが悪くて結局中止としてしまった、世界中で北岳にだけ咲く高嶺の花「キタダケソウ」を見に行こうと5月末になって急遽計画を立てることにした。
今年の梅雨は空梅雨で、それは南アルプスも同じだったのだけど、平成29年度の南アルプス登山バスの運行開始日が6月23日(金)なので、日程を6月23日の夜に出発して到着するのは翌日6月24日になるので、6月25日-26日と予定を立てる・・・が、その空梅雨の晴れは6月24日(土)までで、25日(日)より梅雨前線が北上して梅雨空になる予報に( ノД`)シクシク…
梅雨時期だから、多少の雨は覚悟の上だけど、さすがに土砂降りの3,000m超え峰では心が折れそうなので、日程をずらすことにした( ノД`)シクシク…
しかし、北岳山荘の情報では6月25日時点でキタダケソウが満開とのこと・・・雪解けが進めばキタダケソウはどんどん咲き進んでしまうから、なるべく早いうちに雨マークが無くなればと気は焦るばかり( ノД`)シクシク…
そして、天気図や北岳山頂の天気予報チェックしてて、ようやく天気が良さそうな日が見えてきたキタ――(゚∀゚)――!!
7月2日(日)-3日(月)の両日が北岳の予報が晴れ予報!
天気図からも前線が北上し、ゆるやかな等圧線の高気圧が北岳周辺に張り出すようなので、これは間違いないかも!!と、出発する6月30日に登山計画書を作成しつつ、改めてコースを再確認する。
が、ここで登山口(広河原)へのバスの時間をチェックしていると、当初は新清水ICから近い奈良田からバスに乗る予定していたのだけど、登る日は日曜日なので休日ダイヤで5:30奈良田→6:15広河原と問題ないのだけど、下山する翌月曜日は平日ダイヤで最終バスが14:30と割と余裕がないことに気づく。。。登山計画書では広河原への下山時刻は13:00と問題なかったのだけど、気になる花があって撮影しつつの下山だと1時間半のマージンなんてもしかしたら足りないかもしれないと…結局悩んだ末、バスは芦安からに乗ることに変更することにした(;’∀’)
広河原→芦安だと平日の最終バスでも16:40とかなり余裕があるし、その1本前でも14:00と登山計画書通りに下山したとしても、あまり待ち時間なく芦安に戻れるってことで・・・
って、ことを室温30℃を超える中、食事もせず水分も摂らずにやってて、さてパッキング作業とやってると、段々気分が悪くなり次第に頭痛がするようになる・・・どうやら軽い熱中症のようです(´;ω;`)ウゥゥ
しかし、今日中に出発しないと、明日現地に着いてからの、食料調達等ができなくなるのと、高速で混む近畿圏で時間がかかってしまうので、水分を摂ってしばらく横になってたら、だいぶ良くなったので、完全なパッキングは現地ですればいいやと、とりあえず必要なものを車に詰め込み出発したのでした・・・
 門司港IC手前でガソリン満タンにして、タイヤのエアチェックもして、片道約1,000キロの旅に出発です💨💨
 久々のソロの遠征だったけど、もう何度も遠征で高速での移動をやっているので、どこまで行って仮眠摂り、どの時刻までに通過していれば問題ない等はわかっているので、割と予定通りに問題なく進む・・・途中雨が降るのも予想してたのだけど、一部でザッと降ったくらいで、あとはそれほど降らずでよかった。
高速乗ってからも、ずっと食欲がないので、途中のSAグルメには目もくれずだったのも幸いしたのかもしれないけど、途中の給油+トイレ休憩以外はそれほど時間を消費しなかったので、新清水ICひとつ手前の清水PAに到着したのはAM10:00・・・なにか食べようかと思い、フードコートに寄ったんだけど、、、、、やはり食欲なく、清水PAのコンビニ「ミニストップ」でソフトクリームを食べただけでした(;´・ω・)
 やや体調(とくにお腹)に不安があるものの、無事新清水ICを降り、国道52号線を南アルプス市方面へと北上。
 年末年始は寄れなかった掛け流し温泉の「天恵泉白根天笑閣」でお風呂する予定だったけど、買い出しをする予定のスーパー手前の六郷の里つむぎの湯で、ゆっくりと体を癒すことにした・・・

六郷の里つむぎの湯

体調が未だよくないので、買い出し予定のスーパーより手前の「六郷の里つむぎの湯」で体を温めることにした・・

 気温が高くて汗かいているのもあるので、体をさっぱりさせたかったのもあるけど、気温高いけど、なんだかお腹周りは冷えてる感じもあったから、温泉で温めるのはよかったのかもしれない。
ここ、「六郷の里つむぎの湯」が昨年末に遠征の際立ち寄った温泉だけど、源泉掛け流しではないものの、消毒液臭がそれほど強くなかったのがよかったってのもあるのだな。
普段、源泉掛け流しの温泉ばかり入っていると、消毒している温泉は温水プールに入っているようで苦手なんです(;´・ω・)
 年末は時間が遅かったため、スーパーでの買い出し時間等も考慮してあまりゆっくり時間は取れず、フォッサ・マグナの中にある自噴温泉の説明がじっくり読めなかったけど、今回は時間に余裕があるからゆっくりと読むことができた(^^)←帰宅後Webでも情報があることを知るのだけど(;’∀’)
 ゆっくり1時間以上温泉療養して、買い出し予定のオギノ富士川店へと車を走らせる。。。ここで、行動食のパンと明日の朝ごはん等を購入。。。前に、お昼ご飯がまだだったので、何か食べなきゃと同フォレストモール内の食事処を見るもイマイチ・・・とりあえず回転寿司店では初めての「はま寿司」で茶碗蒸しが食べたいかもと入って、ソッコー茶碗蒸しをタッチパネルで注文・・・あとは握り・・・醤油が合わねーーー(# ゚Д゚)マズッ
はま寿司にはいろんな種類の醤油が用意されていたんだけど、どれも口に合わない!!
これは致命的(# ゚Д゚)ダメダ
たまに行くスシローだと、醤油なんて1種類しか置いてないのに、こんなに醤油の種類を揃えているのは醤油に自信がないからなの!?(# ゚Д゚)ダメダ
結局、サイドメニューの茶碗蒸しと握り3皿食べただけでお会計(;´・ω・)
その後、予定通りオギノ富士川店で買い物を済ませて、ギア類は問題ないけど、他に足りないものがないかのチェックを兼ねて駐車場である程度のパッキングを済ませて、芦安へと向かったのでした。

芦安バス停

なんとか無事、芦安に到着。。

 事前にGoogleストリービューで、芦安駐車場周辺をチェックしてて、また、芦安市営駐車場配置図でもトイレは第三駐車場にあるようになってたので、第三駐車場に停めてから、バス停の確認に行くと、第二駐車場に綺麗なトイレがあるじゃないかい???

市営第二駐車場

事前にGoogleストリービューでトイレのある駐車場を確認して第三駐車場に停めたんだけど、第二Pに今年新設されたトイレが綺麗なので移動。

 第二駐車場の山岳観光案内所で、キタダケソウの情報収集も兼ねて、トイレのことを確認すると、つい最近できたばかりのトイレらしい。。。第二駐車場は結構車が停まってたけど、まだ満車ってわけではなかったので、キタダケソウの情報を確認後、ソッコー移動したのでした(;’∀’)
ちなみに、新設されたトイレは水洗で、夜間もセンサーで電気が点くし、トイレットペーパーも完備されていました(^^♪

南アルプス観光案内図

芦安バス停にある南アルプス観光案内図

南アルプスユネスコエコパーク

ヤマトイワナが生息しているらしい・・

明日の始発バスは5:15・・・
いまいち、体調万全とは言えないけれど、パッキングを済ませて、軽めの夕食とホット果実酒を飲んで、早々に就寝したのでした(=_=)
寝る前に確認した、明日の予報は登山口の広河原は雨のち曇りながらも、北岳は曇りのち晴れ予報・・・期待です。。。

【つづく】

久住山⇒赤川に下山

久住山

久住山山頂付近もこんなにミヤマキリシマが咲くんだと再認識したのだ(‘ω’)

【”久しぶりの星生山縦走”からのつづき】

久住分れから、久住山方面へ向かいつつも、天狗ヶ城や中岳も気になるところだったけど、下山時間を考えて今回はスルー・・・
が、やっぱり行っとけば良かったと後悔しちゃうんだけどね(;´・ω・)

空池

久住山へ登る途中振り返り見ると空池も今年はたくさんミヤマキリシマが咲いている(^^♪

久住山への登路を進みつつも振り返り見る山々のミヤマキリシマがほんとに綺麗です。
こんなに毎週ミヤマキリシマが見れたので空梅雨に感謝したいところだけど、農作物的にはマイナスだったりする(;´・ω・)
畑がカラカラで植え付けた夏野菜の苗が育っていないからなぁ(;´・ω・)

久住山山頂

久住山も久々・・・久住山山頂でごはんしようと考えていたんだけど、う○こ臭くてとっとと移動(;´・ω・)

ポチポチ撮りながらの、のんびりペースながらも久住山到着・・・が、なんか山頂はう●こ臭くて、ほんとはここで早めのお昼する予定だったんだけど、臭いが気になってとても食事する気にはならず、ざっくり撮影を済ませて、とっとと移動したのでした(´;ω;`)
まぁ、ガスも上がってきて、眺望が段々無くなってきてたのもあるから、よかったのかもだが(;´・ω・)

流れ込むガス

久住山と肥前ヶ城の間の谷よりガスが上がってきてる

吊り尾根

久住山から天狗ヶ城・中岳方面を見てもミヤマキリシマのピンクがいっぱいなのがわかる(^^♪

上りに久住山から直接赤川へのルートは通行止めだったので、東尾根を下って、神明水から南登山道を経由して赤川へ下山です。。。
の、前に、昨日焼いた「”塩”くるみラムレーズンパン」を食べて、腹ごしらえ。
この時期汗だくになり、塩分補給も兼ねて、焼く前に「塩」をふりかけて焼いたオリジナルパンです( ̄▽ ̄)
塩とレーズン合うし( ̄▽ ̄)
しかし、天狗ヶ城、中岳のミヤマキリシマもいい感じにピンクだなぁ・・・こんなことなら、天狗ヶ城⇒中岳⇒御池上稜線を歩いて、久住山に来れば良かったなぁ・・・と後悔(;´・ω・)
時間もそんなにかかんないのに(;´・ω・)
ま、予想外過ぎたミヤマキリシマだったので、判断が鈍ってしまったのだけどね(;’∀’)

久住山東斜面

下山のため久住山東尾根を下りつつもミヤマキリシマいっぱいで先に進まないww

稲星山

稲星山もミヤマキリシマいっぱいだよー(^^♪

稲星山

東尾根を下りながら、稲星山に寄ろうかどうしようか悩むのでした

東尾根を下りながら、稲星山のミヤマキリシマもいい感じだなぁー・・・と思いつつも、ガスはどんどん上がってきているので、もしかしたら雨になるのか?
梅雨時期の予報は、実に曖昧な予報なので、やっぱりとっとと下山することにしたのでした(;’∀’)

神明水付近のミヤマキリシマ

神明水付近のミヤマキリシマはまだ満開ではなく蕾もたくさんありました(‘ω’)

下山路

結局、早くに下りたかったので、稲星山には寄らず、南登山道を赤川へと下ったのでした

神明水

空梅雨で神明水は溜まり水しかなかったけど、ミヤマキリシマはたくさん咲いてた

神明水付近まではミヤマキリシマの見頃だったのだけど、高度を下げるとミヤマキリシマはさすがに終盤・・・
先週だったら、まだ良かったかもしれないけど、そうなると山頂付近はちょっと早かったかも・・・タイミングが難しいなぁ・・・

神明水からしばらくはクロボク土の滑りやすい登路なんだけど、空梅雨のおかげで、そんなにズルズルした箇所もなくて、下りやすかった・・・とか思ってたら、岩に足をぶつける(´;ω;`)ウッ…
途中の飛び出てる枝でひっかき傷を作りつつも、七曲りを過ぎ、南登山口と赤川への分岐より、赤川方面へ。。。
下山にこのルートを使うのは初めてだったので、横移動が地道に長く感じてしまった(;’∀’)

ヤマツツジ

くじゅうでヤマツツジを見るのは初めてだったかも? 南側の麓ではヤマツツジが咲いてるんだと認識したのだった(‘ω’)

特にお花は咲いてないなぁと思いながら歩いてたら、鮮やかなヤマツツジがたくさん咲いているのが目に飛び込む!
くじゅうではヤマツツジ初だっけ?とか思いながら、斜面を上がって撮影。
ほどなくして、林道に出て、登山口の駐車場まであと少し。。。
今日も、いっぱいミヤマキリシマ堪能できたなぁと、満足なのでした♪

今年のミヤマキリシマ詣では、今日でお終い。
次回は梅雨前線次第だけど、遠征予定です( ̄▽ ̄)

久しぶりの星生山縦走

星生山

久しぶりの星生山…ピンクに染まる斜面がまたソソル(^^♪

【”扇ヶ鼻のミヤマキリシマ”からのつづき】

扇ヶ鼻分岐より、星生山西斜面方面へと向かい、久々の星生山縦走です。
以前は、よくハナと星生山縦走をしていたのだけど、13歳になった今ではもう無理(´;ω;`)

星生山西斜面鞍部

星生山を縦走するため、西斜面鞍部へと…現在、池塘へは植生保護のため入れない

池塘の広がる鞍部から一気に西斜面を登って、星生山縦走路スタートです(‘ω’)ノ

星生山から扇ヶ鼻

西斜面を登り、星生山の縦走路途中振り返り、先ほどまでいた扇ヶ鼻を見る

星生山縦走もまぁまぁの登山者がいたけども、西千里ほどではなく、周囲をキョロキョロしつつ、撮影しつつ星生山山頂へと登る。。ほぼiPhone7ですがww
山頂手前で1枚目の写真を撮った場所で、あれこれ撮影・・・もうちょっと空気が澄んでいたら良かったんだけど、まぁこればっかりは仕方ない( ノД`)シクシク…
ある程度満足するまで撮影して、ようやく山頂へと。

星生山山頂

星生山に登ったのはいつぶりくらいだろう(;’∀’)

星生山山頂では多くの休憩している人がいたので、そのまま先に進むことにしたのだけど、そこからちょっと下る場所でつかえてるのは仕方ない(;’∀’)
まぁ、山頂過ぎてもミヤマキリシマがいっぱいだから、ポチポチ撮ってたんだけどね(笑)

星生山縦走路

星生山山頂を通過しても縦走路にはミヤマキリシマがたくさん咲いてて進まない(笑)

星生山の窓

霞んでいたのが残念だけど、星生山の窓から扇ヶ鼻をしばし眺めたのでした|д゚)

星生山の縦走路はいくつか分かれている箇所があるんだけど、下の段を歩いたので、一旦星生山の窓を通過してしまったけど、この時期に扇ヶ鼻を入れて撮らなきゃだよ!!と戻るのでした(;’∀’)
でも、iPhone7+ワイドクリップオンレンズでの撮影だったりしますが(;’∀’)
撮影中、ここのルートを通過する人は誰もいなくて、皆下の段のルートを歩いている・・・で、窓に気づいてる人もいなく、、、というか、知らないのかも???

星生崎にて

ひさびさの星生崎先端の岩から久住分れ、久住山を見ると、久住山の斜面もかなりピンクに染まっている(^^♪

星生山の窓を過ぎて、久々の星生崎の先端の岩の上へ♪
ここから見る久住山が好きです♪
しかし、この時期にあまり久住山を見てないせいかもしれないけど、久住山の斜面にもこんなにミヤマキリシマあるんだー!!と思ったのでした(*’▽’)
さて、これまた久しぶりの久住山へと向かいましょう!!(* ̄0 ̄)/

久住分れ

久住分れから先週登った三俣山を見る・・・まだまだピンクに染まってるから気にはなるけども・・・

【”久住山⇒赤川に下山”につづく】