2017年7月2日(日)
広河原 → 白根御池小屋分岐 → 白根御池小屋 → 草スベリ → 右俣コースとの合流点 → 小太郎尾根分岐 → 北岳肩ノ小屋 → 北岳 → 吊尾根分岐(ザックデポ) → トラバース分岐 →トラバース道(2/5くらい進んで折返し) → トラバース分岐 → 吊尾根分岐 → 北岳山荘(テン泊)
右俣コースとの合流地点からは、昨年夏に歩いていたものの、しばらくは青空広がる晴天下で歩き・・・暑い(;’∀’)
振り返り見る鳳凰三山はずっとクッキリ見えてる。。。鳳凰三山なら間違いなく晴れなんだろうなぁと思いながら、暑さに耐えながら登って行くと、目の前に巨大な残雪が(;’∀’)
芦安の山岳観光案内で聞いていた『小太郎尾根分岐手前の残雪箇所が要アイゼンかもしれない』とのことだったので、残雪が見えてきてちょっと緊張する(;’∀’)
が、聞いてた感じよりも雪解けが進んだようで、特にアイゼン着用しなくても登ることができたが、ちょっと滑ってストックで踏ん張ったときに、先っちょのキャップが雪の中に嵌って外れてしまい、掘り掘り(;’∀’)ツベタイ
でも、難なく通過出来てホッとするものの、これが予定してた10日前ならもっと厳しい状況だったかもしれない(;’∀’)
それだけ、今年の積雪は多かったようだ(-ω-)
さて、難所ではなかった難所を通過すると、稜線歩き・・・すぐにキバナシャクナゲがあちこちで開花しているのが目に飛び込む!
ここからは稜線上に咲くお花畑になりました(^^♪
ただ、それまで風は暑さの中涼む感じだったのが、小太郎尾根分岐手前の残雪を登ったあとの尾根沿いから稜線上に出るとかなりの強風(;´・ω・)
予報はそれほど強風ではなかったんだけどなぁ・・・(;´・ω・)
たまに陽射しはあるものの、気温が低いのでインナーシャツと薄手のロングTでは体感温度が下がってきたものの、北岳肩ノ小屋までこのままで進むことにする(;´・ω・)
風が強いものの、体が流されるほどではなかったので、咲き始めのイワウメやミヤマキンバイ・ハクサンイチゲ(キタダケソウに間違われる)・オヤマノエンドウ等々の花たちを見ながら北岳肩ノ小屋へと進むのでした(^^♪
なんとか北岳肩ノ小屋に到着。。。小屋前は風が抑えられてるけど、テン場辺りは風がビュービューもろ当たってるから幕営は厳しそうだ(;’∀’)
今日は北岳山荘での幕営予定としていたのだけど、ここ北岳肩ノ小屋到着が13時を過ぎているようなら、ここで幕営も考えていたのだけど、なんとか順調というか、登山計画書よりも早い時間に到着なので、予定通り北岳山荘で幕営することにする。
しかし、空腹もだけど、ちょっと風を受けすぎて体が少し冷えてたので、売店でホットココア(300円)をオーダーして、待ってる間にアウターを取り出して着用。
ホットココアが出来て受け取り、ベンチでゆっくり飲む。。。普段はココアなんて甘くて飲まないんだけど、今日はホットココアがすごく沁みるのだな(*´ω`*)
休憩時間約15分だったけど、ホットココアで元気でたので、北岳山頂に登って、そのあとは念願のキタダケソウだ!!と、再び重ザック背負って北岳肩ノ小屋を後にしたのでした(‘ω’)ノ
北岳肩ノ小屋から北岳山頂までも、場所によっては強い西風が当たってたけど、慎重に進んで行く。。。時折、ガスが上がって来たりしたけど、視界は良好なので問題なし。。でも、眼下はガスの中なので特に写真撮ったりすることもなく、北岳山頂を目指すのでした(-_-;)
なんだかんだと北岳山頂に無事登頂(‘ω’)👍
到着直ぐに、先に登ってた若メンズたちが、オコジョ!オコジョ!!と叫んでたので、そっちに目をやると一瞬だけ駆け抜ける夏毛のオコジョさんを見れた(*´ω`*)
その若メンズにiPhone7での記念撮影をお願いして、僕もその若メンズの記念撮影(同じiPhone7だった)。。。この若メンズ・・・軽荷だったけど、上りは大樺沢・左俣コースの雪渓ルートをノーアイゼンで登ってきたらしい(;’∀’)スゴッ
で、今日はこのまま北岳肩ノ小屋経由して日帰り下山らしい(;’∀’)スゴッ
まあ、確かに明日は月曜日で平日になるからなぁとは思うけど(;’∀’)
僕からしたら、遠くから来て日帰りはもったいない気がしてならない(;’∀’)
ザックを下ろして、しばらく北岳山頂でガスが切れないかなぁと待ってたけど、一瞬だけ期待持たせな感じがあったけど、見えたのは北岳だけ・・・今回のメーンはキタダケソウなので、眺望はあきらめて山頂をあとにしたのでした・・・名残惜しいけど、明日も北岳山頂を越えるし(^ω^)アシタニキタイ
【其処にしか咲かない高嶺の花に逢いに:肆】につづく