ツクシショウジョウバカマ

雨が似合います

ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)

ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)

ユリ科 ショウジョウバカマ属
学名:Heloniopsis orientalis (Thunb.) C. Tanaka var. breviscapa (Maxim.) Ohwi




 今日は夕方までずっと雨でした。仕事終わった頃には雨もあがり明日は晴れそうです♪
 さて、今日のアップは雨の似合う花ということで、土曜日にもアップしてますが、再びツクシショウジョウバカマ(カタカナだと長い(^^;)を。
 和名の由来は花を中国の伝説上の動物…酒好きの「猩々」の酔った赤い顔に見立て、葉の重なりを袴に見立てて「猩々袴」。筑紫は九州を指し、「筑紫猩々袴」となる。
しかしながら、ツクシショウジョウバカマは白っぽい花がほとんどで、ショウジョウバカマのように赤ら顔に見立てられるものほどではないんですよね~。
ま、咲き始めは白っぽいツクシショウジョウバカマも咲き進むとだんだんと赤味を帯びるのは酔っぱらってゆくさまのようでもあるかも?と取れなくもないのですが(^^;
九州では分布してないとは思うので、ツクシの付かないショウジョウバカマは見たことがないけれど、ツクシと比較して大きさは倍以上になるらしく、大きいとあまりかわいくないかもです(^^;

 『猩々袴』と漢字で書くとまるで『能』のようである。で、花に注目しがちだけど、この花を撮る時は袴に見立てられたロゼット状の葉が重要なので、4/10にアップしたのはそれを意識しての撮影でした。
猩々といえば、『もののけ姫』の登場キャラでもありましたね。猿っぽい姿で描写されていましたが・・・

ツクシショウジョウバカマ

よく見るのは花が2~3つくらいつけた小振りの株

ツクシショウジョウバカマ

花被片の基部にふくらみがないのがツクシショウジョウバカマ

 ツクシの付かないショウジョウバカマとの簡単な見分け方、花被片の基部と花柄との境にぷっくりしたふくらみがないことである・・・なんで、福岡・大分・熊本でよく見るのはこのふくらみがないので全てがツクシなのである。
 以前、平尾台にツクシのつかないのが咲いていると訊いたことがあるけど、結局見つけられず、すべてがツクシであったんだなぁ。かなり奥に入り込んで撮影したんだけど(^^;
 ツクシショウジョウバカマは結構湿っぽいところならば、どこでも見かける野草なんですが、2枚目のように花が2~3個のものが多く、中には1個だけのものも少なくないです。地上高2センチ以下のかわいいのも結構(^’^)
その、ツクシショウジョウバカマは花被片がそのまま残り、オレンジっぽくなってだんだん日焼けたような色となり、果実ができるころにはなんだか違うものにも見えます。 以前、知り合いが珍しい花を見つけた!!と送られてきた写メを見て、ツクシショウジョウバカマの花後の果実が熟した姿だったので、爆笑したものです(笑)
 毎年確認していた、大株と言えるツクシちゃん…大規模な河川改良工事により、消滅(-_-)
盗掘で消える野草もあれば、工事などの開発により消える野草もあり・・・いつまでも見ることができる環境ってのは中々ないのかもしれないと・・・

 ちなみにツクシショウジョウバカマの文字と罫線の色名は
猩々緋(しょうじょうひ)(#e2041b)です。