初の英彦山:あわや遭難!?

2010年4月29日(木) 晴れ

7:25別所駐車場⇒英彦山神宮(奉幣殿)⇒虚空蔵⇒玉屋神社⇒鬼杉⇒籠水峠⇒垂水の壷⇒ケルンの谷⇒英彦山中岳⇒北岳⇒望雲台⇒高住神社⇒16:40別所駐車場
Mishioさん、籠水峠から中岳山頂までご案内ありがとうございましたm(_ _)m

南岳山頂への案内標識

南岳山頂まで900mのはずが( ̄□ ̄|||

 4月29日は傾山の山開きだけど、今年は飛び石で翌30日は仕事のため、日帰り遠出は帰りが結構キツいので諦めて、前々から登ろうとしてて延び延びになっていた英彦山に登ることにした。の前に、英彦山の山開きだったら多いかもしれないとネットで調べたら5月下旬の日曜日:今年は5/30みたいなので、のんびり登れそうだと安心する。 この山開きを調べていたことが役に立つとは夢にも思わなかったのだけど(^^;

 4月29日は傾山の山開きだけど、今年は飛び石で翌30日は仕事のため、日帰り遠出は帰りが結構キツいので諦めて、前々から登ろうとしてて延び延びになっていた英彦山に登ることにした。の前に、英彦山の山開きだったら多いかもしれないとネットで調べたら5月下旬の日曜日:今年は5/30みたいなので、のんびり登れそうだと安心する。 この山開きを調べていたことが役に立つとは夢にも思わなかったのだけど(^^;

奉幣殿

まだ開いてない奉幣殿

 山登りを始める前、奉幣殿までの石段参道にひーこらした記憶があったのだけど、今はすんなり登れて記憶していた時間よりも早くに到着♪ さて、これからが未踏なんだけど、どっからなんだろう???ととりあえず鳥居から続く石段をちょい登ったら、鬼杉方面の指標がありました。
 今日は玉屋神社経由して英彦山縦走して高住神社に下る行程を予定。
途中、虚空蔵100mの指標につられて、『100m』ならと寄り道したら、凄い荒れ荒れで100m以上はあるぞ( ̄□ ̄|||と思いつつ、慎重に上りそして下りは滑らないように往復して、再び登山道へ軌道修正しました。

沢

そこかしこに沢があります

 しかし、知らなかったけど、英彦山って水が潤沢なようでアチコチに沢があり、マイナスイオンいっぱいなのを感じつつ順調に歩いて行きます。

岩を這う

たくましい生命力

岩峰な英彦山は大きな岩がよく観られ、なんとなく傾山っぽいかも?と感じつつも、こちらは修験の山なので、登山道はハッキリしているので迷うことはないと思われます。←この考えは油断だったかも( ̄□ ̄;)
順調に歩を進めて、観たかった玉屋神社に到着。

玉屋神社

般若岩に建立された玉屋神社

般若岩に建立された玉屋神社はなんだか不思議に感じつつ、その説明看板に三霊水と書いてあったので、これは是非とも飲んで山頂を目指そうと、置いてあった柄杓でいただく。

新緑

4月後半の新緑がまぶしい

と、玉屋神社の正面を観ると、新緑の景色が広がってるのが目に飛び込む♪
紅葉の時期もいいかもと思いながら、次は鬼杉へと向かいます。

鬼杉へ

鬼杉方面へ進みます

玉屋神社からちょい下って、鬼杉までは上り。その上りがピーク点で、登山道が???となりちょっと探すと、右方向から下へとロープがある場所があり、それからは迷うことなく鬼杉へと到着。

鬼杉

樹齢はおよそ1200年と推定される国の天然記念物の鬼杉。

鬼杉とスギ木立

鬼杉を魚眼で撮影

この鬼杉を観ながら、小腹が空いたので”戸畑ロール”としょうが湯で小休止していたら、ようやく本日初の登山者と挨拶を交わす。
さて、こっからいよいよ山頂だ!!と材木石とかも楽しみ♪と思っていたのですが(@@;;;;
 一枚目の指標のあるところで、真っ直ぐ進めば山頂へと続き材木岩経由して南岳だったのだけど、ふと右手にテープが続いているので、昨年の大雨で迂回ルートかな?と思い込んで、そっち方向に歩いて行くと、自然歩道にしては普通な登山道っぽい??引き返した方がいいかも?右上に見えてる岩峰は?などと、集中力散漫になってたところで、転倒( ̄□ ̄|||
幸いやわやわの土面だったので、ドロつきになったけど、怪我なく再び先へと進むと、鬼杉で挨拶を交わした方が先に歩いているのを目視できたので、そのまま進むと、そこは籠水峠(こもりみずとうげ)でした(?_?)

籠水峠

籠水峠・・・ルート外れてしまいました( ̄□ ̄|||

全く頭に入っていない名称に(?_?)?????だったのだけど、ちょうどそこで小休止してらした先ほどの方Mishioさんに尋ねると、全然違っていることにようやく事態を把握する(@@;;;;
裏英彦山ルートは迷いやすいからと言われたので、引き返そうと思ってたら、ありがたいことにMishioさんが案内してくれるとのことで、ついて行くことに・・・初英彦山で全然頭に入れてなかったルートだったのですが、あとで調べると、高住神社へは山頂へ向かわずに迂回ルートの方がはるかに楽だったのに、中岳上宮に行きたいと言ってしまったので、結構キツイルートで重ね重ね申し訳なかったと反省m(_ _)m

垂水の壷

前日の雨で水がいっぱい滴ってました

ケルンの谷

裏英彦山道のケルンの谷

前日の雨でやわらかくなっている登路は結構ズルリと行きやすく歩きづらい中をテープを頼りに進み、垂水の壷、ケルンの谷とポイントを教えていだだきながら、南岳と中岳への縦走路へと無事軌道修正。

軌道修正

南岳と中岳への縦走路へと無事軌道修正できました

縦走路ではムシカリの木がたくさんあり、ちょうど花咲く頃でした。
それから少し進んで、ようやく中岳の上宮へと到着。

上宮

中岳の上宮に無事到着

Mishioさんと一緒でなければ知らなかったままだったけど、扉を開けて中入り、無事参拝もできました。

残雪

昨日は英彦山も雪だったようです

今日のくじゅうも山頂付近は霧氷で真っ白だよとメールが来てたのだけど、昨日の雨は英彦山も同様に雪が降ったらしく、上宮には残雪がありました。
中岳山頂でちょうどお昼。Mishioさんに大変お世話になりましたとお礼を述べて、風の当たらないところでお湯を沸かして、珈琲を淹れようやく一息がつけました。
ここから先、北岳を経由して高住神社までは迷うことはないだろうけど、油断は禁物と登路で見られるムシカリやタチツボスミレやシハイスミレなどの花を観賞しながら、ゆっくりと下山していきました。

ムシカリ

縦走路にはムシカリがいっぱいでした♪

高住神社手前の望雲台は、気持ちに余裕があったので、ザックをデポして広角レンズに交換して、鎖場を上り初の絶景を楽しむ♪

望雲台

光る柵のあるこの場所が望雲台

望雲台からの眺め

鷹ノ巣山(一ノ岳)が正面に見えます

望雲台の手摺

しっかりした手摺ですが、落ちないようにしないとです

時間が時間だったためか、ひとり貸切の望雲台からの絶景を堪能できて満足♪
ここから高住神社まではあと少し。

高住神社

無事高住神社到着・・まだ駐車場まで歩きがあります

無事高住神社へと到着し、安全に下山できたことに感謝しつつ、しかし、まだ別所駐車場までがあるのだけど、ひとまずホッとしました。
そんなわけで、6時間くらい?と想定していたのがその1.5倍の時間かけた初の英彦山山行はかなりヘロヘロになりました(@@;;;;
無事別所駐車場に着いてかなりの空腹に山頂で食べなかったおにぎりをがっついたけど、まだ足りず、道の駅が開いてたらいいなととっとと車を出発させ到着すると18時までだったので、残っていたお弁当をゲットしてがつがつ喰らいながら帰路についたのでした。
 5月1日~3日までのんびり坊がつるテン泊に決めていたので、早めに帰って準備をしようと思っていたのだけど、帰り着いたらかなり疲れてたので風呂に入ったあと即爆睡となりました*o_ _)oバタッ